膝関節に発生する水

2019年6月30日 日記, 治療, 膝痛

膝の問題の中でも、多いのが関節水腫です。

関節の中に、水が溜まるのが、関節水腫ですが、

痛みの元に成る場合も有れば、何かはばったいな~位の症状の時も有ります。

ここで言う水は、滑液という液体で、関節の中を満たしている関節液のことです。

この関節液は、関節を包んでいる膜(関節包)の最内膜である、

「滑膜」というところから、分泌されたり、吸収されたりします。

この分泌が進んで、吸収が出来なくなってしまうと、

いわゆる膝に水が溜まったとおう状態に成ります。

この滑膜の働きが悪くなってしまうと、吸収する力が無くなってしまいます。

滑膜での滑液の吸収が悪くなってしまう原因として、

滑膜の変性や、老齢によって、ケガによってなど、様々な原因が有りますが、

単に膜が硬化してしまい、この膜を緩めてあげると、一気に吸収が促進されて、

改善が進みます。

現代人は、たとえ子供で有っても体が硬い人が多いです。

それは体の内部組織である、滑膜も同様です。

この滑膜の柔軟性も非常に重要な要素ですが、

残念ながら見逃されやすい要素です。

注射で水(滑液)を抜くもの一つですが、吸収させる力を向上させて、

その後、水(滑液)が溜まらない性質に向かって改善していくことは、

良い改善法であると思います!

普段より、屈伸運動やストレッチングを行う事で、硬くなるのを予防できます。

体を固めずに、日常で使うことが大事です!

自力で改善できない方は、くに整骨院に相談して下さいね。

それでは今日は、この辺りで終わりにします。

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